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【小説:感想】ハリーポッター 5巻/J.K.ローリング

なんとなく旬も過ぎた様な気がしないでもない、ハリー・ポッターシリーズ 5作目 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の感想です。 esbooks

そういえば、読了後にいろいろサイトを巡っていたら、J.K.ローリング女史の公式サイト発見。
日本語版もあるので、興味のある人はどうぞ。 
J.K.Rowling Official Site
フラッシュを使ったサイトはあまり好きではないので、テキストオンリーページに行ってみたら、英語版しかありませんでした…。_| ̄|○

以下、ネタバレ感想

■全7巻の構成
ジェットコースターで言えば、7巻中でどん底の場所がこの5巻。
ここいらで、一旦落としておいて、6巻、7巻のクライマックスに持ち込む計算かと。
「起承転結」でいうところの「転」ですかね。

6巻、7巻で最高のカタルシスを持ってきてもらえれば文句はありません。
頑張れ、ローリング女史。極東から応援しています。

しかし、純粋にストーリーを楽しまずに全体の構成からなぜこうなったのかを考えてしまうのは我ながら嫌な歳の食い方をしたなと思います。

なので、ここからは素直な感想。

■素直な感想
いや、暗かったですわ。人死にが出たとかそういう意味で暗いのではなく、一重に主人公であるハリーの精神状態が悪いことが原因。それも人為的なポカミス(作中)が原因で。

最後でダンブルドアが反省を述べますが、ダンブルドアのミスもあるんですが、どっちかというとハリーのミスの方が重いんじゃないかな、と。
ハリーの感情突っ走り過ぎと、判断ミスと、学習能力の無さに思わず蹴りでも入れてやりたくなる気分に陥りました。

前々の巻からそういう傾向があったのですが、どうもハリーって人に頼りたがらない節があって、今まではそれで何とかなってしまっていたけれども、それだけじゃ足りなくなっているということに気が付いて欲しいというか、気付けというか。
「個人は組織には絶対に勝てない」は魔術士オーフェンシリーズですが。

リーダーとしてなら振舞える(5巻のDA)けど、部下として命令は聞けないんじゃ話しにならないので、この辺りで協調性の一つも身につけて次巻以降組織行動できるようになってもらえれば良いんじゃないかと思います。

■キャラクター

○ドローレス・アンブリッジ
 今回の読者向けストレス掛け係。
 ストレスがうまく掛からないと、その後のカタルシスがうまくいかないので実は結構重要な役所(笑)
 むかつきっぷりでは中々だったが、べたべたな少女趣味があまり上手く生かされていないような気が……。
 その後の処遇が決まらないまま話が終わってしまったので、6巻でその後のフォローが入ることを希望。

○ウィーズリー家の双子
 今回のカタルシス部分を一気に引き受けたキャラ。あんたら、格好良いよ!
 しかし、今回の騒動を起こすために2年もホグワーツに残ったのだとすると、ちょっと勿体無い気がしなくもない。

○ホグワーツの教授陣
 アンブリッジに対しての教授方の反応ナイスです。とくにマクゴナガル先生。2巻のロックハートに対する時の態度よりもさらにキツイ対応で惚れ惚れしました。
 「反対に回せば外れます」で死ぬほど笑いました。

○ハリー
 悩める思春期。カルシウム足りていない様子。黒いよ。

○ロン
 監督生にもなった。クディッチチームに入って、キーパーになり優勝もした。でもなぜか影が薄い。どうした、レギュラー3人組。

○ハーマイオニー
 ざくざく仕切って、ざくざく話を進めて、ざくざく裏工作をかましてくれました。
 ハリーがいなくてもハーマイオニーがいれば話が進むんじゃないかという気にすらなります。
 というか、成長しすぎ、超人キャラになりすぎ。

○ジニー
 成長しすぎキャラその2。まぁしっかりとした、おませさんに成長しちゃって…。
 6巻でまた彼氏変えていたらどうしよう。

○チョウ・チャン
 叩かれている向きもありますが、ごく普通の女の子なんじゃないかと。それも多分、普通よりも可愛く、性格も良い部類に入る娘ではないかと。
 ハリーとは気性が合わなかったんだね、ということでしっかり新しい彼氏を見つけて来ている辺り、読者が心配するまでも無いらしい。

○ルーナ・ラブグッド
 新キャラ不思議ちゃん。おそらくレギュラー入り。
 ラストでハリーとフラグが立っているっぽいんですが、本人はロンが気になる様子って多角関係に突入するんでしょうか。
 ヴォルデモート関係で忙しそうなので、生きるか死ぬかやっているときにロマンスも無いと思うんですが、そんなときだからこそのロマンスなのかとか。まぁ6巻待ちですね。
 ルーナ自体は今のところ好きでも嫌いでもないのですが、古いライトノベル読みなので、この名前だとリナの故郷のねーちゃんが頭に浮かんできてしまって困ります。

○ネビル
 覚醒。株上げまくりキャラ。
 今回、使っている杖が父親の物であったことが判明したのですが、ネビルが上手く魔法使えないのは、そのせいもあるんじゃないかと思いました。あった杖じゃないと魔法が使いにくいという設定があったと思うので。
 1巻ラストで妙に持ち上げられていたので変だなーと思っていましたが、そういう設定持ちでしたか。多分、ネビルがらみでもどんでん返しがありそうなので楽しみです。

○ベールの向こうに逝ってしまった人
 いや、この展開だと、還ってくるっしょ?
 というわけで、まったく心配していなかったり。もっとも出てくるとしたら7巻だろうから先が長いなとは思っているんですけど。

○前巻登場の他校のチャンピオン達
 クラムはハーマイオニーと文通中。フラーはビル兄に英語を教わっている、と繋がりは切れていなささそうなので、今後もまた出てくるとは思うのですが、張ってある伏線を全部解消しようとすると、一体どれだけ分厚い本になるのか…。次は三冊組みですか?流石にこれ以上本が高くなると買うのは難しくなるんですが。(今の値段が精一杯)

■他のネタ
教育指導要綱とか、新聞の偏向報道とか、どこの国のことかと思いました。というか、どこの国もやっていることは大して変わらないんでしょうか。

追記:5巻なのに、思いっきり4巻と書いていたので修正しましたー(苦笑)

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