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【小説:感想】エンジェル・ハウリング 10巻 / 秋田禎信

小説の感想を書くのがすごい久しぶりのような気が…
おかしい、ここは確か読書感想blogのはず。

秋田禎信の説明するのがなんだか難しい小説、最終巻。esBooks
以下、ネタバレです。

エンジェル・ハウリングの特徴というか、最近の秋田禎信の特徴としてキャラクタの内面描写を地の文に頼らないというのがあります。
なんというか、感覚的にキャラクタが動いていて、理論だった感情表現の文章が無いんですね。
なのでジグソーパズルがはまったときのような爽快感は無いのですが、「あぁこういう感じなのかなー」というおぼろげな理解があり、おそらくこの小説に関してはそういう理解の仕方でよいのだろうと思っています。

しかし、この「なんとなく理解できる」というのも実は7、8巻辺りからやっとつかんだもので、それまでは「良く分からない」小説だったりしました。
「良く分からない」小説に曲がりなりにも「なんとなく分かる」まで、よく付き合ったものだとは思うのですが、この辺りがオーフェンシリーズで溜め込んだ貯金というもののような気がします。逆に言うとオーフェンの作者だから出来る荒業な気もちらほら。
次の企画もあるようですが、出来ればこのエンジェルハウリング10巻くらいの分かりやすさの小説を出してもらえると嬉しいなぁ。

あ。ネタバレしていない(笑)
というわけで、ネタバレを少し。未来精霊アマワについてですが、あの設定は弥勒菩薩の様な気がするんですが…
読みながら「なんて嫌な弥勒菩薩なんだろう」とか思っていました。
「衆生の救済」=「個人における思考の放棄」として考えると弥勒菩薩=アマワでも良いような気がしないでもないとか言うと、仏教系の人には怒られそうだ(苦笑)

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» 秋田禎信「エンジェル・ハウリング」読了 [おもちゃばこ.net]
日本シリーズ回顧でもいいんですが,今日は違うネタで. 個人的に非常にお気に入りの作家の1人である秋田禎信さんの長編小説「エンジェル・ハウリング」がとうとう完結... [続きを読む]

受信: 2004年10月27日 (水) 03:13

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