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【映画:感想】姑獲鳥の夏

京極夏彦の小説の映画化、「姑獲鳥の夏」を見てきました。
公式サイト
ちなみに原作は既読です。

以下ネタバレ


しょっぱなの「御祓済」で「あぁ、京極だなー」と。

で、始まってすぐに「この映像はなんだか特撮独特のにおいがする」という気分になりまして、それ以降は特撮だと思ってみていました。
なので特撮だと思ってみた上での感想は「あぁ、これは結構アリだな」。
最初はもっと拒絶反応起こすんじゃないかなと思っていたんですが、結構大丈夫でした。
このまま「魍魎の匣」もやるなら見ようかと思います。

■全体的な構成
序盤から中盤にかけてはいいんですが、終盤がダレダレ。
謎解きが長いので、途中で京極堂が立ち上がってまた座りなおした辺りから以降は見ていて疲れました。
まぁやらなきゃいけないのは分かるんですけど。
あと、病院の炎上が…長いよ、あれ。もうちょっとはしょってもよかった気が。
なんだか、せっかく作ったセットを燃やしたんだから、長く映さないともったいないというようなみみっちさが感じられてあまりよくなかったです。

ちなみに原作既読者なので話にはついていけたんですが、未読者には辛いかも…。
さらに民族学、医学、その他もろもろに前知識がないと、台詞で言われた単語が脳内で変換できないので置いてけぼり状態になるんじゃないかと。
原作未読者の感想が聞いてみたいところ。

■俳優について
堤さん(京極堂)は台詞頑張っていましたねー。あの長台詞は大変だったろうな。
記者会見での拝み屋姿は正直微妙な色だったんですが、画面でみてみたら画像処理のせいでかなり落ち着いた色になっていてよかったです。
舞台が昭和27年のセットなので和服が浮かないというのもあるでしょうけど。
現代のセットだと和服がかなり浮くんですよね。

永瀬さん(関口)は違和感なかったです。あまり言うこともなく。
ただ作中でいきなり欝病持ちだということが出てくるのでもうちょっと最初のほうで提示しておいた方がよかったかも。

阿部さん(榎木津)は最初にキャスト聞いたときに一番「いかがなものか」と思った人だったんですが、良かったなーと。
榎木津の豪快さが出ていて結構あっていたキャストだと思いました。

で、宮迫さん(木場修)。ごめん、木場修には見えなかった。
どうにもこうにも、木場だけは違和感が…orz
他のキャストはよかったんですけど。

あと、女性陣ではいしだあゆみさん(久遠寺の奥さん)がさすがの貫禄。格好好いー。
あっちゃんとかも可愛かったんですが、どうにも出番が少なかった。

そしてやっぱりでた京極夏彦(笑)
パンフレットを見て初めて隻腕だったのを知りました。そうか、水木先生か。
てっきり「ぬ」の人だと思っていました。

■ストーリーについて
原作どおりです。
もっとも尺の関係でバスバス切られていますが。

木場さんと関口との軍隊時代の上下関係ネタをちゃんと入れてきたのは好感持てましたが、どうせ原作でもそのあとほとんど触られなくなっていくからなぁ…。

■品評
「結構アリなんじゃないかと」
私が見た映画館では結構人が入っていたので、続編できるといいなぁという感じ。

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受信: 2005年7月19日 (火) 10:10

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