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【映画:感想】サンキュー・スモーキング

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久しぶりに映画の感想などを。
日比谷のシャンテで見たんですが、同じ映画館の「カポーネ」も見ようと思っていたのに、用事をすませているうちに時間切れに…
というか、元々家を出るのが遅すぎるんだよなぁ。

以下、盛大なネタバレですが、その前に一言書いておくと、愛煙家、嫌煙家、双方楽しめる映画だと思います。


この映画、公開前に試写会を開いていてそのタイトルが「お父さんのための喫煙試写会」。
最初に聞いたときはまた変な試写会をやるものだなと思ったんですが、映画を見終わった後は実はこの試写会「喫煙」ではなく「お父さんのための」の方に重点がかかっているようでした。

というわけで、じつはこの映画のテーマは「喫煙」ではなく。「詭弁」でも無ければ「情報操作」でもなく、親子関係、もっと行くと教育問題。さらに突き詰めるとメディアリテラシーなのではないかな?と思うわけです。

映画内では「喫煙は個人の自由。ただし子供に対して煙草に関しての害について教えるのは親の責任」という結論が出ているわけですが、それを見ながら思ったのは、「そりゃ実の父親が煙草産業の広報部長で、養父が医者で、家族全員が白人な君の息子は十分な教育を受けられるだろうけれども、作中でも言及されていた『英語が理解できないアメリカ国民(貧しすぎてまともな教育を受けられない子供)』はどうするんだ」、という突っ込みどころがあってどうにもこうにも。

各家庭の親御さんが自覚を持って子供の教育を行うというのはもちろん必要なのだろうけれども、実はそれ以前の問題として、親世代を対象とした教育が必要なのが現状なのではないだろうか、と。
で、教育というのは始めるときは一番下のレベルからというのがセオリーなのでそこにあわせると、例の「ドクロのイラストを入れる」という政策になるのかなと思うわけです。まぁドクロは行き過ぎにしても、なんらかの注意書きは入れるべきであろう、と。

主人公は作中でずっと「自分で判断しなさい」ということを言い続けているわけですが、それは「判断するだけの材料となる情報を持っている」ことが前提条件なわけで、それを入手できない人々は相変わらずメディアに踊らされるわけで、なんだか色々と考えさせられたりしました。


そういえば、ラスト近くで「息子が18歳になったら煙草を吸わせますか?」という質問に対して「息子が吸いたがれば、買ってあげます」という回答があったので、「18歳なんだから、自分が働いた金で買わせりゃ良いんじゃね?」と思ったのを書いておきます。煙草なんて嗜好品なんだから親が買い与えちゃ駄目でしょう。
酒も煙草も自分の稼ぎで買いやがりなさい(笑)


まぁ色々と突っ込みは入れましたが、それでも良い映画なのは間違いないので、特にお子様をお持ちの親御さんには是非見ていただきたい映画です。
でもレイティングはそこそこ高めなので子供連れで行っちゃ駄目ですよ(笑)

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