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【映画:感想】トゥモロー・ワールド

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評判が良いようなので、終わる前に見てきました(見たのは先週末に)。
ちなみに、監督のアルフォンソ・キュアロン監督については、ハリーポッターシリーズで一番印象に残っている「アズガバンの囚人」の監督というくらいの認識でした。

以下ネタバレ感想。


始まって10分で確信。
私的ベスト・オブ・ザ・イヤー決定。

何ですか、この私好みの絵は!
映画を見ていて、絵の構成でこんなにドキドキするのは滅多に無いなー。

ストーリー的には、なぜか人類に新たな子供が生まれなくなった世界で、妊娠した少女をさまざまな思惑から守り、科学者の集団に少女を渡すというのが本筋。

筋立てだけ見るとSF臭さがあるんですが、これはSFというよりは、そういうシチュエーションに陥ったときに人類はどう対応するのかというシミュレーション映画なのではないかな、と思います。
そしてそのシチュエーションがすごい燃えツボ。
一応原作に当たる小説があるそうなんですが、殆ど換骨奪胎をしてしまったそうで、この辺りは監督の趣味ではないかと思います。

そして、この監督は絶対にマザコン。女性賛歌的な部分がかなり強い。
作中に明らかに聖書を元にしたと思われるシーンがあるのですが、この映画ではキーになるのが総て女性。さらに言うと「母親」がキーとなっていることが非常に多い。
「フライト・プラン」の時もストーリー的に穴だらけなのは判った上でツボにはまっていたんですが、なんというか、「母親と子供」物に無条件に弱くなっている自分を感じます。年をとったということなのかなぁ…。

でもその辺りを取っ払っても、良い映画でした。
バカバカ人が死んでいくので、ちょっと人様には薦めにくいですけれども。それでもあえて女性にお奨めしたいです。

そういえば、鎖国状態での圧政政権といえば、「Vフォー・ヴェンデッタ」もそうだったのですが、英国ってそういう政権になりやすいという認識が欧米にはあるのでしょうか。

多分、島国なのでネタとして扱いやすいということがあるのでしょうけれども。
パンフレットでも監督が「島国であることが重要」という趣旨の発言をしていますし。監督的には移民問題の方に焦点を宛てたかったようなんですが…。

しかし、この映画を見終わった後で思ったんですが、誰だよ、この監督にハリー・ポッター撮らせようと思った人は。良くやった。褒めてとらす(笑)

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